身体のバランスの崩れの原因!筋肉には「頑張る子」と「サボる子」がいる⁉
こんにちは。
整体院Retour(ルトゥール)の鶴田です。
「頑張る子」と「サボる子」
これは筋肉のことです。
この「頑張る子」と「サボる子」によって、身体のバランスが崩れていきます。
「アウターマッスル」「インナーマッスル」という言葉を聞いたことがありますか?
表層の筋肉と、骨に近い身体の奥のほうにある筋肉ということですね。
こういった筋肉の働き方や硬さ・強さのバランスで骨格・姿勢が作られます。
だから「身体のバランス」というのは、「筋肉(筋力)のバランス」と言い換えることができます。
本来の位置で、本来の働きを、適切な力で発揮できる状態が「バランスの良い身体」ということです。
けれど、この筋肉さんたちは、頑張るのが得意な子やサボりやすい子がいて、そしてちょっとお節介だったりします。
ざっくり言うと、一番外側の表層の子は頑張るのが得意。どちらかというとパワーを出すことが得意です。
奥の子はサボりやすい子たち。外側の子が頑張っていると「私は働かなくてもいいかな」ってサボり始めます。
そして、誰か働きづらくなっていたり、サボっていたりすると、本来メインその働きをするんじゃない子が「私がやるよ!」って頑張り始めます。そうやって、良かれと思ってお節介をやくんだけど、その結果サボっている子はますます働かなくなります。
日常の動作や、ダンスやスポーツなどでの動きの偏りが、働きすぎてる子・頑張る子と、働きづらい子・サボる子を作ってしまう。
そして、働きづらい子を助けようと、お節介を焼いて頑張る子がますます頑張る。
これが「身体のバランスの崩れ」の原因です。
この機能自体はとても優れていて、何らかの理由である部位の筋肉が働かなくなったとしても、他で補うことができ、身体を動かすことができるという素晴らしいものです。
でも、これがあるがために、気づかないうちにどんどんバランスが崩れていくということも起こるわけです。
なんて厄介なんでしょうね(笑)
だから、それぞれの筋肉を「適切な位置や力」で動かすことができるようにする、というのが、バランスの良い身体を作るために必要なことです。
こういった筋力のアンバランスをリセットするエクササイズやトレーニングを、どこかで取り入れると良いと思うのですが、それにも少し注意が必要です。
頑張りやすい子をさらに頑張らせるようなトレーニング、いわゆる「強い筋トレ」みたいなものは、さらなるアンバランスを招く可能性があります。
もちろん、目的によるので「見た目を良くしたい」「身体を絞りたい」ということであれば良いと思います。
トレーニングそのものが間違っているわけではありません。
でも、もし「健康のため」「バランスを整えるため」「ダンスやスポーツのパフォーマンスを上げるため」ということであれば、強いトレーニングはお勧めしません。
弱く、ゆっくりしたとトレーニングのほうが「サボっている子」を働かせやすくなります。
とはいえ、なかなか日常でこんなこと意識しづらいと思うのですが、
筋肉には「頑張る子」と「サボる子」がいるんだな、ということを知っているだけでも、
「バランスの良い身体」「動ける・踊れる身体」に近づくことができると思います。
整体院Retour(ルトゥール)では、「整体」と「バレエトレーニング」の2つのメニューでお体をフルサポートしています。
体の痛みや悩み、ダンスのパフォーマンスの上達などのほとんどの原因は「筋力のバランス」にあります。
使いすぎている筋肉を緩めることと、働きづらくなっている筋肉を鍛えること。
バランスを崩してしまった体には、その両方が必要です。
痛みに悩む方、バレエやダンスが上手くなりたい方。
ぜひ、Retour(ルトゥール)にお越しください。